专利摘要:

公开号:WO1991010622A1
申请号:PCT/JP1990/000024
申请日:1990-01-11
公开日:1991-07-25
发明作者:Takashi Harada;Susumu Fujimura;Masahide Higashiyama;Hidetoshi Tokita
申请人:Ube Industries, Ltd.;
IPC主号:C02F9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 浄 水 装 置
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は、 新規な浄水用カー ト リ ッ ジ、 該净水用カー ト リ 'ン ジを用いた、 水道の蛇口に取り付けて水道の原水を浄 化するための浄水装置、 及び更に熱水流入を防止する熱水 防止機構を備えた浄水装置に関する。
[0005] 背 景 技 術
[0006] 近年、 水道水等の各種の有機物、 無機物質による汚染が 大きな問題となってきている。 これは、 水道上水源の汚染 の増大、 高層住宅やビル等に見られる給水タ ンク、 配管の 老朽化といったものが原因と考えられる。 このような実情 を反映して、 よりおいし く且つ安全な水を得るために、 家 庭、 事務所、 飲食店等において、 簡便に使用可能な水道水 処理装置として種々小型の浄水装置が一般に使用されてい る。
[0007] 上記の水道水処理装置では、 通常、 活性炭、 イ オン交換 樹脂、 分離濾過膜などの水道水処理材が内蔵ざれており、 これらの水道水処理材によって、 水道水の脱臭、 清澄、 除 菌、 軟水化等の処理がなされている。
[0008] 上記水道水処理装置 (浄水装置) では、 その処理能力を 高いレベルに長時間維持するために定期的に交換する必要 があり、 その交換を容易に実行できる浄水装置として、 処 理材自体を力一 ト リ ッジ化したもの (特開昭 5 9 — 7 6 5 1 4号公報、 特開昭 6 0 - 1 9 0 2 0 6号公報、 実開昭 4 9 - 1 2 7 0 5 3号公報、 実開昭 5 5 — 1 6 7 4 1 2号公 報、 実公昭 5 7 - 6 0 8 8 0号公報等) 等が知られている, 上記のような浄水装置には、 該装置内に水道からの原水 を導入するアーム状の水導入部材を介して、 装置本体を蛇 口 (水道管) に直結して使用する蛇口取付型の浄化装置が あることが知られている。
[0009] そして、 これら一般に使用される浄水装置は、 水道水及 び熱水の何れをも給水可能な冷水 * 温水共用蛇口に取付け て使用される場合もあり得る。
[0010] しかしながら、 通常、 蛇口は流し (流し台の水槽) の上 方に位置しているため、 該蛇口に上記のような蛇口取付型 の浄化装置を取付ける場合には、 流しの上方スペースを、 それも略中央部をその装置本体が塞ぐことになり、 流しに おける食器洗い等の作業に支障を来すという問題がある。
[0011] また、 従来の浄水装置には、 熱水流入を防止する配慮が なされておらず、 そのため、 誤って熱水栓を開けた場合に 净水装置の装置本体内に熱水が流入し、 例えば、 活性炭に 一旦吸着された水道水中の残留塩素、 微量-有機物質、 硬度 成分などが脱着されて浄化水側に溶出し、 該浄化水が好ま しくない臭気や味を呈するという問題がある。 また、 それ と同時に、 中空糸濾過膜などの分離濾過膜の劣化を招き、 延いては、 前記浄水用カー ト リ ッ ジの交換時期を早めるな どの問題もある。
[0012] そして、 上記の問題解決には、 改良された浄水用カー ト リ ッジが望まれる。
[0013] 従って、 本発明の第 1 の目的は、 改良された浄水用カー ト リ ッ ジ、 即ち、 コ ンパク トで浄水機能に優れ且つ交換が 容易な浄水用力一 ト リ ッジを提供するこ とにある。
[0014] また、 本発明の第 2 の目的は、 流しにおける作業を行う に際して邪魔にならず、 しかも水道本来の使用も可能な蛇 口取付型の浄水装置を提供するこ とにある。
[0015] また、 本発明の第 3の目的は、 誤って、 熱水が浄水装置 に導入される事態が生じた場合でも、 該熱水が装置本体内 に流入することを未然に防止できる浄水装置を提供するこ とにある。
[0016] 発 明 の 開 示
[0017] 本発明は、 次の浄水用カー ト リ ッジを提供することによ り上記第 1 の目的を達成したものである。
[0018] . 外側容器の内側に内筒が配設された二重構造容器部、 上 記外側容器と上記内筒とで形成される外側空間に水を流入 させる流入口、 及び上記内筒の内側に位置する内側空間か ら水を流出させる流出口を有し、 上記外側空間と上記内側 空間とは該内筒に形成されている通水孔を介して連通され ているとともにフィルタ一を介して隔離されおり、 上記外 側空間には活性炭が充塡され且つ上記内側空間には分離濾 過膜が装塡されており、
[0019] 上記^入口を経て上記外側空間に流入された水が、 上記 活性炭を通過し、 次いで、 上記通水孔を経て内側空間に導 入され、 更に上記分離濾過膜を透過して浄化され、 上記流 出口を経て送出されるようになしてあることを特徴とする 浄水用カー ト リ ッジ。
[0020] また、 本発明は、 次の浄水装置を提供することにより上 記第 2 の目的を達成したものである。
[0021] 原水供給部と浄化水送出部とを有するプロ ックベースに. 浄水用カー ト リ ッジが着脱自在に取付けられてなる浄水装 c¾あつ 、
[0022] 上記ブロ ックベースは、 上記原水供給部において、 水道 管接繞部を有するアーム状の水導入部材に連設されており 該水導入部材には、 上記原水供給部に水道水を供給する流 路及び原水導出部が設けられており、 該流路及び原水導出 部は何れも上記水道管接続部に連通し且つ切換弁により何 れか一方に水流の切り換えが可能になしてあることを特徴 とする浄水装置。
[0023] また、 本発明は、 次の浄水装置を提供するこ とにより上 記第 3 の目的を達成したものである。
[0024] 原水供給部と浄化水送出部とを有するブ口 ックベースに. 浄水用カー ト リ ッジが着脱自在に取付けられ、 且つ該浄水 用カー ト リ ッ ジ内への熱水の流入を防止する熱水防止機構 が設けられていることを特徴とする净水装置。
[0025] 図面の簡単な説明
[0026] 第 1図は、 本発明の一実施例である浄水用カー ト リ ッ ジ を用いた本発明の浄水装置の一実施例の概略を示す断面図- 第 2図は上記浄水装置で使用されるフ ィ ルタ一ガー ドを示 す平面図、 第 3図はその断面図、 第 4図は上記浄水装置の 概略を示す斜視図、 第 5図は、 本発明の別の実施例である 浄水装置の概略を示す、 第 1図に相当する断面図、 第 6図 は上記浄水装置に適用される熱水防止機構を説明するため の分解斜視図、 第 7図は他の熱水防止用弁体を示す断面図. 第 8図は、 本発明の一部を変形した一例である浄水装置の 概略を示す、 第 1図に相当する断面図、 第 9図は第 8図に 示す浄水装置の概略を示す斜視図である。
[0027] 発明を実施するための最良の形態
[0028] 本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 第 1図は、 本発明の一実施例である浄水装置の概略を示 す断面図である。 本実施例の浄水装置は、 その装置本体が 浄水用力一 ト リ ッジ 1及び該浄水用カー ト リ ツジ 1が取衬 けられているブロ ックベース 2で構成された蛇口取付型の 浄化装置で、 該ブロ ックベース 2にアーム状の水導入部材 3が連設され、 且つ該水導入部材 3 の端部近傍に設けられ ている水道管接続部 3 1 において蛇口 (水道管) 4に連結 されているものである。 この連結は、 例えばユニオン接合 してなる蛇口ジョ ィ ン トを使用するなどして直接螺子合わ せして行う ことができる。 尚、 第 4図は上記浄水装置を更 に分かり易く示す斜視図である。
[0029] 先ず、 上記水導入部材について説明する。
[0030] 上記水導入部材 3 は、 内部に原水を装置本体に供給する ための流路 3 2が形成されている筒状体からなり、 その端 部近傍上部には、 上記水道管接続部 3 1が設けられ、 上述 のように蛇口が螺合 · 連結されている。
[0031] また、 上記水道管接続部 3 1 の下方に位置する上記水導 入部材 3の下部には、 原水 II出部 3 3が設けられており、 該両者の間に設けられている切換弁により、 水道からの水 流を流路 3 2の方向又は原水導出部 3 3の方向の何れか一 方に切り換えられるように構成されている。 尚、 上記原水 導出部 3 3 は、 仮想線で示したように吐出管 3 4を連結す ることが望ま しい。
[0032] また、 上記切換弁は、 弁体 3 5 と弁座 3 6 とで構成され. 末端に取付けられているつまみ 3 7を画すことにより上記 の弁体 3 5 と弁座 3 6 との間隙を調整することが可能にな つている。 尚、 上記弁体 3 5にはゴム製部材 3 8が冠装さ れている。
[0033] 次に、 本実施例の装置本体を構成する、 浄水用カー ト リ ッジ 1及びブロ ックベース 2について詳述する。 尚、 浄水 用力一 ト リ ッジ 1 はプロ ックベース 2に着脱自在に取付け られている。
[0034] 上記浄水用カー ト リ ッジ 1 は、 円筒状の外側容器 1 0 1 の内側に円形の内筒 1 0 2が、 その横断面が同心円状に配 設された二重構造容器部を有しており、 該内筒 1 0 2 はそ の上端で上記外側容器 1 0 1 に 0リ ングで押さえ付けるか あるいは熱融着等により密着固定されている。 また、 上記 浄水装置は、 上記外側容器 1 0 1 と上記内筒 1 0 2 とで形 成される外側空間 1 0 3に水を流入させる流入口 1 0 4 と. 上記内筒 1 0 2の内側に位置する内側空間 1 0 5から水を 流出させる流出口 1 0 6 とを有している。
[0035] また、 上記外側空間 1 0 3 と上記内側空間 1 0 5 とは上 記内筒 1 0 2の周囲 4箇所に形成されている通水孔 1 0 Ί を介して連通され、 水が内側空間 1 0 5に流入可能に構成 されているとともに、 第二フ ィ ルター 1 0 8を介して隔離 され、 次の活性炭 1 0 9が内側空間 1 0 5に侵入しないよ うに構成されている。 そして、 上記外側空間 1 0 3には活 性炭 1 0 9が充塡され且つ上記内側空間 1 0 5には分離濾 過膜 1 1 0が装塡され、 本実施例における浄水用カー ト リ ッジ 1が構成されている。
[0036] また、 上記ブロ ックベース 2には、 上記流入口 1 0 4へ 原水を流入させるための原水供給部 2 1、 及び上記流出口 1 0 6から流出された浄化水を送出するための浄化水送出 部 2 2が形成されている。 そして、 上記原水供給部 2 1 に は、 前述の水導入部材 3が、 その一端を嵌合させて連設さ れている。 また、 上記浄化水送出部 2 2 は、 上記流出口 1 0 6が該流出口周囲に巻回された 0リ ングを介して密着状 態で嵌入され、 また、 該浄化水送出部 2 2には、 Z字状吐 出管 2 3が画動可能な伏態で連結されている。
[0037] 次に、 本実施例の作用について説明する。 尚、 図中、 水 の流れを矢印で示した。
[0038] 水道栓を開け、 更につまみ 3 7を回して原水 (水道水) の流れを流路 3 2側、 即ち装置本体側に切換えることによ り、 上記原水供給部 2 1 に原水を送り込むことができ、 そ の後は、 上記原水供給部 2 1から上記流入口 1 0 4を経て 上記外側空間 1 0 3 に流入された水が、 上記活性炭 1 0 9 を通過し、 次いで、 上記通水孔 1 0 7を経て内側空間 1 0 5に導入され、 更に上記分離濾過膜 1 1 0を透過して浄化 され、 上記流出口 1 0 6を経て上記浄化水送出部 2 2から 送出される。 その結果、 上記原水の浄化が十分になされ、 その浄化水を吐出管 2 3より取り出し、 飲料等の利用に供 することができる。
[0039] こう して、 上記浄化装置の使用が終了し'た後は つまみ 3 7を逆方向に回転させて水流を原水導出部 3 3側に切り 換えるとともに、 水導入部材 3を面動させ、 流しを使用す るに邪魔にならない位置、 例えばその隅に移動させる。 こ うする:;とにより、 流しのスペースを十分に確保し、 通常 の水道としての使用をも容易に行う ことができる。
[0040] 続いて、 本実施例の浄水装置について更に詳述する。 上記浄水用力一 ト リ ッジにおいて、 外側空間 1 0 3 の下 端には、 上方に位置するフィルターガード 1 1 1 と下方に 位置する取付座 1 1 2 とにより挟持固定された第一フィル ター 1 1 3が、 内筒 1 0 2の中心軸に対して垂直に取付ら れており、 該外側空間 1 0 3内への鉄さび等の異物の侵入 を防止すると同時に該空間内に活性炭 1 0 9を封じ込める 役割を果たしている。
[0041] 尚、 上記フィルタ一ガー ド 1 1 1 は、 第 2図に示す平面 構造と、 第 3図に示す断面構造とを有する部材であり、 そ の内側周囲には、 上記取付座 1 1 2に形成されている流入 口 1 0 4から流入してきた原水を上記第一フィルター 1 1 3に案内するための孔部 1 1 4が均等に配されている。 また、 上述の第二フ ィ ルタ一 1 0 8 は、 上述の通水孔 1 0 7 の形成領域を越える広い範囲に亘つて、 且つ上記内筒 1 0 2 の外周囲全体に巻装されている。 そして、 上記第二 フ ィ ルター 1 0 8が巻装されている上記内筒 1 0 2 の外周 壁は、 その接着外周面部より一段低く形成され、 該外周壁 と第二フ ィ ルター 1 0 8の内面との間に狭い隙間からなる ウォータ一ポケ ッ ト 1 1 5が形成されており、 その結果、 上記第二フ ィ ルタ一 1 0 8 の濾過面積を大き くするこ とが 可能となり、 処理能力の向上がなされている。
[0042] 上述の第一フ ィ ルタ一 1 1 3及び第二フ ィ ルター 1 0 8 は、 何れも、 例えば、 孔柽が 0. 5〜 5 の多孔質材料で形 成することが好ま し く、 具体的には、 ポリ オレフ イ ン、 ポ リ エステル、 ボリ ビュルアルコール等の合成高分子化合物 よりなる不織布、 コ ッ ト ン、 セルロースなどで製作された ものが使用され得る。
[0043] また、 上述の外側空間 1 0 3に充塡されている活性炭 1 0 9 は、 原水中の残留塩素、 微量有機物質、 硬度成分 (具 体的には、 ナ ト リ ウム、 カ リ ウム、 マグネシウム、 鉄など のイ オ ンである。 これらが多量に存在する水は味が悪い.) などの好ましく ない臭気、 あるいは味を呈する物質を除去 する働きをするものであり、 本発明で使用する活性炭の平 均粒径は、 5〜 1 0 0 メ ッ シュであることが好ま しく、 8 〜 6 0 メ ッ シュであることが更に好ま しい。 尚、 上記の目 的のためには、 必ずしも活性炭のみに限定されるものでは な く 、 イ オン交換樹脂、 キ レー ト樹脂、 ゼォラ イ トなどの 吸着材を併用することも可能である。
[0044] また、 上述の内側空間 1 0 5に装塡されている分離濾過 膜 1 1 0 は、 上記活性炭 1 0 9を通過した水を透過させる ことにより、 該分離濾過膜 1 1 0の壁部に形成された微細 な孔によって、 上記水中に存在する鉄コロイ ド、 ごみ、 細 菌などの微小浮遊物質を濾去し、 浄化する働きをするもの である。
[0045] 本実施例における上記分離濾過膜 1 1 0 は、 多数の多孔 質中空糸濾過膜を集束して形成した中空糸束からなり、 該 中空糸束は、 上端都で u字状のループを形成するように折 り曲げられた多孔質中空糸濾過膜の両端が下端部に位置す る樹脂からなる管板 1 1 6で集束固定されるとともに、 該 管板 1 1 6 の下面部で上記多孔質中空糸濾過膜の上記両端 が開口されているものである。 但し、 中空糸束としては上 記のように上端部で多孔質中空糸濾過膜を U字状に折り曲 げたものに限るものでな く、 上端部を樹脂で固めて封止し た構造のものであってもよい。
[0046] 上記中空糸束に適用する多孔質中空糸濾過膜としては、 その膜厚が 3 0〜 2 0 0 ^であることが好ましく、 3 0 〜 1 5 0 //であることが更に好ま しく、 また、 水銀ポロシメ —ターで測定した場合の微小空孔の平均孔径が 0. 0 5 〜 5 〃であることが好ま しく、 0. 1 〜 2 //であることが更に好 ましく、 その上、 空孔率が 2 0〜 9 0体積%であることが 好まし く、 5 0 〜 8 0体積%であることが更に好ましい。 具体的には、 ポ リ オ レフ イ ン系、 ポ リ スルフ ォ ン系、 ポ'リ ビュルアルコール系、 セルロース系、 ポリ メ タク リ ル酸メ チル系などの多孔質中空糸濾過膜を上げることができる。 尚、 前記内筒 1 0 2内に充塡される分離濾過膜としては、 上記の多孔質中空糸濾過膜に限定されるものでもな く、 多 孔質平膜なども使用することができることはいうまでもな い。
[0047] また、 本実施例においては、 上述の流入口 1 0 4及び流 出口 1 0 6が何れも浄水用カー ト リ ッ ジの下端近傍に位置 _ され、 逆に上述の通水孔 1 0 7 は浄水用力ー ト リ ツジ 1 の 上端近傍に位置されている。 従って、 上記浄水用力一 ト リ ッジ 1が、 その断面が同心円上に位置された二重構造から なるコ ンパク トな並列構造で形成されているが、 水流に対 しては、 活性炭 1 0 9及び分離濾過膜 1 1 0が直列に配さ れ、 しかも、 何れも流動する流路長が長く、 水と十分に接 触できるように構成されている。 それ故に、 活性炭 1 0 9 及び分離濾過膜 1 1 0が本来有している浄化性能を十分発 揮させることができる。
[0048] また、 上記浄水用カー ト リ ッジ 1 は、 ブロ ックベース 2 にその上端部の螺合部 2 4で着脱自在に取付けられており、 該浄水用カー ト リ ッジ 1を回転させることにより容易に該 浄水用カー ト リ ッジ 1を交換することができる。 但し、 浄 水用力ー ト リ ツジ 1 の取付方法は螺合によるものに限られ るものではない。 ·
[0049] また、 上記浄水用カー ト リ ッジ 1 には、 その上部壁面に は、 内側空間 1 0 5 に連通する空気抜き機構 1 1 Ίが設け られている。 この空気抜き機構 1 1 7 は、 原水を、 流入口 1 0 4から、 活性炭 1 0 9等で構成される原水処理部へ導 入する際に、 上記浄水用力一 ト リ ッジ 1 内にある空気を容 易にかつ迅速に排出する等のためのものである。 尚、 実際 の空気抜きは、 上記空気抜き機構 1 1 7 の空気抜き口に、 空気を通すが原水を通さない疎水性膜を貼るこ とにより可 能とするか、 又は螺子を接して上記空気抜き口を開けるか. あるいは手で押して上記空気抜き口を開けるなどの方法に より実施され得る。
[0050] 尚、 上述の活性炭 1 0 9及び分離濾過膜 1 1 0を除く 、 上記浄水装置を構成する各部材は特に限定するものではな い力く、 例えば、 ステンレススチール、 銅、 アルミ ニウムの ような金属、 又はそれらの合金、 あるいはまた A B S樹脂. ポリ カーボネー ト樹脂などのプラスチック類などで製作す るのが好ましい。
[0051] また、 第 5図は本発明の別の実施例の概略を示す断面図 で、 この実施例は、 浄水用カー ト リ ッジ内への熱水の流入 を防止する熱水防止機構が、 第 5図に示す如く、 水導入部 材 3 の内部に設けられている以外は、 第 1図に示す実施例 と同様に構成されている。 従って、 第 5図に示す実施例に ついては、 以下に熱水防止機構の構成及び作用効果につい てのみ説明する。 尚、 第 5図及び第 6図において、 符号 3 0 1 〜 3 0 8 は、 第 1図における符号 3 1 〜 3 8 とそれぞ れ同じ部材 (部位) を示す。
[0052] 第 5図に示す実施例における熱水防止機構は、 第 1図に 示す実施例の切換弁と同様に、 弁体 3 0 5 と弁座 3 ひ 6 と から構成されている切換弁に隣接して装置本体側に設けら れている。 この熱水防止機構は、 上記弁体 3 0 5 とは逆方 向に配向された熱水防止用弁体 3 0 9 と、 その弁軸が揷通 5 する中心孔を有し且つ周囲に 4本の爪部を有する支持部材 3 1 0 と、 該支持部材 3 1 0及び上記熱水防止用弁体 3 0 9 の間に位置し且つその弁軸を巻装するコ イ ル状の形状記 億合金 3 1 1 とで構成されている。 また、 上記熱水防止用 弁体 3 0 9にも、 ゴム製部材 3 0 8が冠装されている。 0 尚、 上述した切換弁及び熱水防止機構の構造をより分り 易くするために、 これらを構成する水導入部材 3 の内部に 位置する部材を示したのが第 6図の分解斜視図である。 次に、 第 5図及び第 6図に示す実施例の作用について説 明する。 尚、 図中、 水の流れを矢印で示した。
[0053] 5 水道栓を開け、 つまみ 3 0 7を回して原水 (水道水) の 流れを流路 3 0 2側、 即ち装置本体側に切換えることによ り、 上記原水供給部 2 1 に原水を送り込むことができる。 その際、 前述の熱水防止用弁体 3 0 9 と弁座 3 0 6 との間 には隙間が形成されていることはいうまでもない。 その後 0 の水の流れは、 第 1図に示す実施例の場合 "と同様—である。
[0054] そして、 上述のようにして浄水装置を使用するに際し、 誤って熱水が水導入部材 3に流入した場合は、 該熱水が前 記形状記憶合金 3 1 1 に触れると速やかに該合金 3 1 1 に より熱水防止用弁体 3 0 9が図中右方向に駆動され、 該熱 水防止用弁体 3 0 9 と弁座 3 0 6 との間が閉鎖されるため、 それ以上の熱水の流入は阻止される。 従って、 熱水が装置 本体内に流入することが有効に防止される。 尚、 第 5図で は熱水防止機構が作動した後の状態が示してある。
[0055] 上記のように熱水防止機構が作動した後、 元の使用可能 な状態に復帰させるには、 流入した熱水が冷えるのを待ち、 水道の水圧で、 上記熱水防止用弁体 3 0 9 と上記弁座 3 0 6 との間に再び隙間を形成させればよい。 但し、 この方法 に限るものでな く、 切換弁の弁体 3 0 5 として、 第 7図に 示したような突起部 3 1 2を有するものを使用し、 該弁体 3 0 5を押し込んで上記突起部 3 1 2で熱水防止用弁体 3 0 9を強制的に後退させ、 該熱水防止用弁体 3 0 9 と弁座 3 0 6 との間に隙間を形成する方法を採用することも可能 である。
[0056] また、 前記浄水用カー ト リ ツジ 1内へは、 少なく とも 6 0てを超える熱水が流入しないようにすべきであり、 前記 熱水の流入を防ぐ機構は、 この機構に流入する原水の温度 が 4 0 'C程度から作動し始め、 この機構に流入する原水の 温度が 6 0てに達した時点で完全に作動し終わるように構 成されている。
[0057] 第 5図に示す実施例において、 上述した以外の構成及び 作用は、 第 1図に示す実施例と同様である。 尚、 本実施例における上記熱水防止機構は、 低温水を使 用している場合には、 逆止弁としても作動する。 すなわち- 低温水が流入している場合には、 上記形状記憶合金の耐カ がないので、 使用状態では上記形状記憶合金は流入して く る低温水の水流圧により押し戻されているが、 水道管側が 減圧になつた場合は、 熱水防止用弁体 3 0 9が弁座 3 0 6 側に付勢され、 該両者間の隙間が閉鎖されることになるた め逆止弁の働きもするのである。
[0058] 以上、 本発明を実施例に基づいて具体的に説明し.てきた が、 本発明の浄水装置は前記実施例に示したものに限られ るものでないことはいうまでもない。
[0059] 例えば、 水導入部材は、 任意の水流の切り換え手段を備 えたアーム状の筒状体であれば種々変更可能である。
[0060] また、 適切な位置、 例えば、 ブロ ックベースの原水供給 部に、 浄水用力一 ト リ ッジからの逆流を防止するための逆 止弁を設けてもよい。
[0061] また、 ブロ ックベースは、 浄水用カー ト リ ツジの流入口 に原水を流入させることができる原水供給部と浄水用カー ト リ ッジの流出口から流出される浄化水を送出できる浄化 水送出部とを備えているものであれば、 その具体的構造は 種々変更可能であり、 また、 浄化水送出部に連結される吐 出管の形状も任意に変更可能であることはいうまでもない, また、 熱水防止機構としては、 例えば、 形状記憶合金で できたコィル状部材を備えた前記熱水防止弁機構に限られ る ものでな く 、 ノ ィ メ タルやオイ ノレエレメ ン トなどを使用 する機構のものでもかまわない。 但し、 浄水装置のコ ンパ ク ト化および簡便さを考えると、 前記バイ メ タルやオイル エレメ ン トなどを使用する機構のものより も、 前記熱水防 止弁機構の使用が望ましい。 また、 上記熱水防止機構の設 置位置も特に実施例のものに限られるものでな く、 装置本 体、 特に浄水用カー ト リ ッ ジに熱水が流入することを実質 的に防止できる位置であればブロ ックべ一ス内であっても よい。
[0062] また、 浄水装置としては蛇口取付型のものを示したが、 第 8図及び第 9図に示す如く、 ホースを介して蛇口と連結 する据置式の浄水装置に本発明を適用してもよいことはい うまでもない。
[0063] 第 8図及び第 9図に示す据置式の浄水装置を、 第 1図及 び第 5図に示す実施例と異なる部分について、 次に簡単に 説明する。 尚、 第 8図及び第 9図において、 「 ' 」 の付さ れた符号以外の各符号は、 第 1図における各符号とそれぞ れ同じ部材 (部位) を示す。
[0064] 第 8図は、 本発明の一部を変形した一例である据置式浄 水器の概略を示す断面図、 第 9図は上記浄水器を更に分か り易く示した斜視図で、 ブロ ックベース 2 ' は、 据置式に 形成してあり、 上記原水供給部 2 1 ' には、 他端に水道蛇 口 4に対する連結部材 3 ' が接続されているホース 3 1 ' の一端が接続されており、 且つ浄水器からホース 3 1 ' 側 への水の逆流を防止するための逆止弁 2 3 ' が設けられて いる。 また、 上記浄化水送出部 2 2 は、 上記流出口 1 0 6 が該流出口周囲に巻回された 0リ ングを介して密着状態で 嵌入され、 また、 該浄化水送出部 2 2には、 S字状吐出管 2 4 ' が画動可能な状態で連結されている。 尚、 上記ホ一 ス 3 1 ' に取り付けられている連結部材 3 ' には、 水道か らの原水の流れをホース 3 1 ' の側と図中下方 (矢印) と に切変えることができる切換レバー 3 2 ' が設けられてい る。
[0065] 産業上の利用可能性
[0066] 本発明の浄水用カー ト リ ッジは、 コ ンパク トで浄水機能 に優れ且つ交換が容易なものである。
[0067] また、 本発明の浄水装置は、 蛇口取付型であり、 しかも、 流しの使い易い位置で使用することができるとともに不便 用時には洗い作業等の邪魔にならない流しの隅等に移動さ せ、 通常の水道として使用することができる。
[0068] また、 熱水防止機構を備えた本発明の浄水装置は、 誤つ て、 熱水が浄水装置に導入される事態が生じた場合でも、 該熱水が装置本体内に流入することを未然に防止できるた め、 常に清浄な水を得ることができるとともに、 熱水に起 因する処理材の劣化や故障等の発生を未然に防止できる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
(1)外側容器の内側に内筒が配設された二重構造容器部、 上記外側容器と上記内筒とで形成される外側空間に水を流 入させる流入口、 及び上記内筒の内側に位置する内側空間 から水を流出させる流出口を有し、 上記外側空間と上記内 側空間とは該内筒に形成されている通水孔を介して連通さ れているとともにフ ィ ルターを介して隔離されおり、 上記 外側空間には活性炭が充填され且つ上記内側空間には分離 濾過膜が装塡されており、
上記流入口を経て上記外側空間に流入された水が、 上記 活性炭を通過し、 次いで、 上記通水孔を経て内側空間に導 入され、 更に上記分離濾過膜を透過して浄化され、 上記流 出口を経て送出されるようになしてあることを特徴とする 浄水用カー ト リ ッジ。
(2)原水供給部と浄化水送出部とを有するプロ ックベース に、 浄水用カー ト リ ツジが着脱自在に取付けられてなる浄 水装置であつて、
上記ブロ ックベースは、 上記原水供給部において、 水道 管接続部を有するアーム状の水導入部材に連設されており - 該水導入部材には、 上記原水供給部に水道水を供給する流 路及び原水導出部が設けられており、 該流路及び原水導出 部は何れも上記水道管接続部に連通し且つ切換弁により何 れか一方に水流の切り換えが可能になしてあることを特徴 とする浄水装置。
(3)原水供給部と浄化水送出部とを有するプロ ックベース に、 浄水用カー ト リ ツジが着脱自在に取付けられ、 且つ該 浄水用カー ト リ ッジ内への熱水の流入を防止する熱水防止 機構が設けられていることを特徴とする浄水装置。
(4)上記熱水防止機構が、 弁機構と、 弁体を駆動する形状 記憶合金とで構成されている請求の範囲第 (3)項の浄水装置,
(5)上記熱水防止機構が、 上記原水供給部において上記ブ ロ ックベースに連設され且つ水道管接続部を有するアーム 状の水導入部材に設けられており、 該水導入部材には、 上 記原水供給部に水道水を供給する流路及び原水導出部が設 けられ、 該流路及び原水導出部は何れも上記水道管接続部 に連通し且つ切換弁により何れか一方に水流の切り換えが 可能になしてある請求の範囲第 (3)項の浄水装置。
(6)上記浄水用力一 ト リ ッジは、 外側容器の内側に内筒が 配設された二重構造容器部、 上記外側容器と上記内筒とで 形成される外側空間に水を流入させる流入口、 及び上記內 筒の内側に位置する内側空間から水を流出させる流出口を 有し、 上記外側空間と上記内側空間とは該内筒に形成され ている通水孔を介して連通されているとと-もにマイルター を介して隔離されおり、 上記外側空間には活性炭が充塡さ れ且つ上記内側空間には分離濾過膜が装塡されており、 上記原水供給部から上記流入口を経て上記外側空間に流 入された水が、 上記活性炭を通過し、 次いで、 上記通水孔 を経て内側空間に導入され、 更に上記分離濾過膜を透過し て浄化され、 上記流出口を経て上記浄化水送出部から送出 される請求の範囲第 (2)項又は第 (3)項の浄水装置。
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法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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